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2021/1/19 メギド72+4 今まで同人誌として出したものを追加
2019/5/28 メギド72+1
2019/1/31 メギド72に1つ追加
2018/8/18 開設

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2019年2月ハルコミで出したやつです


とある筋から、ある遺跡に彼が探し求めているアンチャーターがあるという情報を得たバラム。
早速そこへ赴き、蔓延る幻獣を退け、ようやく最奥に到着。
(目的達成…っと。これでソロモンたちにリードだな)
と、台座に鎮座するブツに手を伸ばし指先がそれに触れた――瞬間アンチャーター(?)が青白い光を発しはじめた。
とっさの出来事で避ける暇がなく、その正六面体が発射している光線はバラムの体に直撃してしまった。
(げえ……くらっちまった。……ま、特に問題はねえみたいだな。用も済んだことだし、さっさとズラからせてもらうぜ)
そして、変化は徐々に始まった。
遺跡から街への道中、彼はいつもより己の息が上がっており、体温もいささか高くなっていることに気がつく。
(あー……なんか調子わりぃ。体力使いすぎたか?まさかあの光が原因か?……んなわけねえよな)
 普通のヴィータなら道と呼べる道もないような山中と遺跡の探索で体力を消耗し、なにか体に不調が起こることもあり得るだろう。
しかし彼は見た目こそヴィータとそう変わらないものの、メギドという異世界の生命体が転生した者であり、その中でも特に力の強い“不死者”である。
体力の消耗が原因という可能性は限りなく薄かった。
道を進むにつれて重くなる体を引きずりながらやっとのことで街へと帰り着く。
街へつく頃にはさすがの彼も異変の原因はあの遺物が原因ではないかと気づいていた。
視界は涙でぼやけ、息は上がりきり、体は熱を帯び重く、少し衣服と皮膚が擦れただけでゾクゾクと背筋に刺激が走る。
(あ~~~ダリィッ!くそっ……変な菌でもひろったか?……まあただの風邪だろ。一晩寝りゃよくなんだろ。ほんっっっっっとヴィータの身体は不便だな)

翌日、一晩大人しくしていたが、症状は好転するどころか悪化していた。
これにはさすがの調停者も観念してヴィータの医者にかからざるを得なかった。
ねぐらにしている家から外にでると、コラフ・ラメルに所属している情報通の一人が彼に駆け寄ってきた。
相当焦っている様子だったので、何事かと話をきくと、どうやらアンチャーターはすでに誰かの手に渡った、ということらしい。
「は?じゃあオレが掴まされたコレはなんなんだよッ!?」
 伝令の男をその場において、彼に情報を売った人間の根城へと駆け出す。
「おいオッサン!!テメェふざけるなよ!?」
そう怒鳴りながらバラムは薄暗い路地裏に佇む酒場の扉を乱暴に蹴飛ばして中に飛び込み、カウンターの向こうにいる店主に詰め寄った。
「おいおい。そんなに慌ててどうしたんだよ?顔も赤いみてえだし風邪でもひいたか?医者でも紹介するか?」
「しらばっくれてんじゃねえッ!オマエ、オレにガセネタつかましただろッ!」
そう言って、アンチャーター?を情報屋の眼前に突き出した。
「コラフ・ラメルからもう他のやつがアンチャーターを握ってるって聞いたぞ!じゃあこれなんなんだよッ!?」
「なんだって!?俺の情報筋が間違ってたってのか!?」
「だから最初からそう言ってんだろッ!金は前払いだったよな!?どう落とし前つけてくれんだよッ!」
「お、おい落ち着けって!誰にだって間違うことくらいあるだろ!」
「はー。オッサン、それでも一応情報屋だろ?金貰っといてガセネタつかますとか、終わってんな」
まあまあ、と店主は激昂する調停者をなだめて席に座らせた。
「悪かったよ。ちょっと待っててくれ」
そう告げて店の奥に引っ込むと、しばらくしておそらくかなり値が張るであろうと見受けられるボトルをどかっとバラムの目の前に置いた。
「……なんだよこれ」
「これはウチで一番たけえ酒だ。希少価値も高いからな。市場にもなかなか出回らないぜ。客にガセネタ渡しちまったなんて知れたらこっちも商売あがったりだ。詫びと言っちゃなんだがこれと依頼料全額返金で勘弁してくれや」
「チッ……しかたねえな……」
まだ不服そうにしていたバラムであったが、貴重な酒はどんな味がするのかという好奇心に負けて、店主の申し出を受けることにきめた。
グラスに口をつけ、一口飲むとぐらりと世界が揺れ視界が暗転、そのまま意識を手放した――

バラムが目を覚ますと、どこかはわからないがほとんどフォトンの気配の感じられないような場所に運び込まれたらしいことに気がついた。
自分の居場所を探ろうと立ち上がろうとするが、両足に力が入らず膝から崩れ落ちる。
(くそっ……なんだこりゃ……)
「おっ、ようやく目が覚めたか」
 その声とともに部屋の扉が開かれ、件の店主が入ってきた。
「……おい。オッサン酒になんか盛っただろ。マージで許さねえ!オマエはここで終わりだぜッ!」
 そう啖呵をきって、自分の身体に溜め込んでいたわずかばかりのフォトンを使い身体に力を張り巡らし、男に殴りかかる。
メギド体にはなれないとはいえ、不死者である彼はヴィータの姿のままでも十分に脅威だ。普通のヴィータならまずかなわないだろう。
しかし――男は余裕の様子だった。
「ずいぶん威勢がいいなァ!不死者サマ!だがな、いくらメギドでもこれには逆らえないんだぜ!」
ニヤニヤしながら手を突き出すと、男の拳の中で何かが怪しく光る。
その光が放たれた瞬間に調停者の身体から力が抜け、殴りかかろうとした体制のまま受け身も取れず床にもんどり打って倒れ込んだ。
「があああああクッソ!!なんなんだよその遺物は!」
「そういや説明してなかったな。せっかくだからこれがどんな代物か教えてやるよ」
曰く、バラムがアンチャーターだと思っていた遺跡の遺物は実は “イッチャーター”であった!
それは遺物を起動させた対象に対して効果を発揮し、遺物を持っている人物の意のままに操作できるようになる――というものらしい。
「まあこれを使うのは後のお楽しみだ。最初っから大人しくされてもつまらねえからな!」
そういうと、男はなんとか起き上がろうと足掻いているバラムの側に歩み寄り、彼が下半身に身に着けている衣服をおもむろにすべて剥ぎ取った。
「オッサン……気でも狂ったか?」
男は何も言わず、ただ返事の代わりにすでに固く隆起しているソレを突っ込んだ。
本来ならばその行為は痛みと異物感をもたらすのみのはずだが、バラムを襲ったのはそういった感触ではなく、むしろ快感だった。
(ッッ!?クソッ……こんなんがイイはずがねえ!あの訳のわからねえ遺物のせいに違いねえ…ッ)
「この変態ッ!穴がありゃ男でもいいのかよッ!これだからヴィータは……」
「あ?うるせえ。ケツ締めておいてどの口が言うんだよ」
愚かにも、自らの手で起動してしまった正六面体の遺物によって強制発情&感度倍増。超絶ドスケベボディに成り果ててしまっていた彼にとって、態度では否定していても、身体は素直に男から与えられる快感に従ってしまっていた。
そういうわけで、彼を騙した男に現在為す術もなくハメられている。
前々からクソ生意気だけど顔だけは綺麗だと思ってたんだよなァ、とぼやきながら男は抽送を繰り返している。
 相手をいたわるでもなく、ただ自らの欲望のはけ口としてしか思っていないような乱暴な動きが繰り返される。
「あー……射精そうだ。オラッ!しっかり受け止めろよ」
イッチャーターによって逆らうこともできず、バラムにはただ地面に爪を立て、自らの中に男の白濁が注がれるのを荒い息を吐きながら耐えることしかできなかった。
「お前も我慢してねえでイッちまえよ。楽になるぜ」
「誰がこの程度でイくかよ。下手くそなんだよおっさん」
「あ?まだ反抗的だな。よし、イッチャーター第二段階起動だ」
言うなり男は青く発光するキューブをカチャカチャといじりはじめる。しばらくそうやっていると、カチリと音が鳴り、それは淡く光を放った。
「……はっ!なんともないぜ?オッサン、トチったんじゃねえの?」
「いや、しっかり成功してるぞ。オラ、キスしろ」
 そう男が命令すると遺物が振動しキイィィィと高い音を発する。
「何いってんだよオッサン。オレたち恋人同士だろ?いちいち言わなくてもいきなり来ていいんだぜ♡」
そのセリフを聞くと、男の口元がにやりと歪む。
イッチャーターは正しく第二段階にシフトした。これを使われた相手は、命令をなんでも聞くようになる。たとえそれが普段の考えや態度や常識に反するようなことでも。
……平たく言うと、催眠である。
見事術中にはまったバラムは男に言われるがまま、まるで恋人同士のように彼と舌を絡めあう。
――どれくらいの間そうしていただろうか?お互いが離れるころには唾液がねっとりといやらしく糸を引いていた。
「好きだよバラムくん♡ほら恋人ちんぽにご奉仕しろ」
またも男の命令と同時にイッチャーターが振動する。
バラムは自らの行動に全く疑問をいだいた様子もなくただ男の命令を受け入れ、目のまえに差し出された男の陰茎に唾液をまぶし、舌を這わし、口内へと咥えこむ。
本来ならば自分など力も及ばない領域の生物が目の前に跪き一心不乱に自らの肉棒をしゃぶっているという無様な姿は男の興奮をひどく煽った。
「射精すぞッ!もっと奥までしゃぶれッ!」
声を荒げながらそう言い放ち、メギドの頭を押さえつけ喉奥をめがけてビュルビュルと勢いよく吐精する。
出し終えると、手が離され頭が解放される。
遺物の効果だろうか、命令されるまでもなくバラムは舌をべぇ、と突き出しその上に出された白濁を男に見せつけるようにする。
「よし、えらいぞ。ちゃんと飲んでね♡」
 言われたとおりにバラムはそれをごくり、と喉を鳴らしながら嚥下する。
「んぐ……はぁ……♡これ、初めて飲んだけどうめえな♡なあ、もっとくれよ♡」
「よしよし。しっかり効いてるみてえだな。言われなくておたっぷりあげるよ♡ケツ差し出せッ!懇願しろッ!」
「おう♡オレのオッサン専用ちんぽコキ穴にたっぷり種付けしてくれ♡」
 自ら脚を開きそう言い放つ彼には、逆らおうとする意志など欠片も見当たらなかった。
「よく言えたね♡えらいぞ♡妊娠確実孕ませピストンいくぞッ!」
 言うが早いが男は青年を地面に組みしき、敏感な場所を上から押しつぶすように容赦なくピストンする。
「あ゙っ♡これ無理ッ♡や゙め゙っ♡あ゙だま゙おがじぐな゙る゙ッ♡」
「うわ乱れすぎだろ。マゾの才能あるんじゃないですか?そんなクソマゾバラムくんがもっと愉しめるようにしてあげるね♡オラッ催眠解除ッ!」
掛け声と同時に、イッチャーターが光を発す。
「クソッマジでなんなんだよその遺物……ッ!このクソヴィータッ!抜けよ……オ゙ッ♡」
催眠を解かれ、口から流れ出るままに悪態をついていると、不意にちょうど前立腺のあたりを責められ、おもわず嬌声が漏れてしまう。
「心配しなくても今から抜いてあげるよ♡アクメスイッチオンだッ!射精すぞ!お前も射精せッ!死ねッ!」
「それ抜くの意味ちが……ッ!やべ、イグッッ♡♡♡」
男の剛直で突き上げられながら容赦なく精液を腸壁に噴射されると、ビクビクと体を震わせ絶頂してしまう。
「こいつマジでイキやがった。もう立派なメスだな。情けなくところてんしちゃってかわいいね♡」
「はぁ……はぁ……こんなのノーカンだっつの!ズリィ道具つかいやがって……ッ」
達した影響で全身に力が入らないが、目だけは光と意志を失うことなく男をにらみつける。
「強がっていてもそろそろ限界だろ。仕上げいくぞッ!感度三千倍だッ!!ケツでしかイケないようにしてやるよッ!」
再び遺物が輝くが、今回は催眠機能の発動はしていないようだった。
そして、男の一物で腸内を圧迫される。されていることはさっきとなんら変わらないが、与えられる快感は比べ物にならないほどだった。
一突きごとに神経回路を焼き切るような刺激が全身を駆け巡り、視界がチカチカと明滅する。
「あ゙ッ……がッ……死ぬ……♡イ゙ギ死ぬ……♡♡」
後孔を奥まで貫かれ、腰がガクガクと痙攣する。
もはや目の焦点も合っておらず、だらしなく開きっぱなしになった口からは涎をだらだらと垂れ流すがままになっていた。
「ケツでアクメしすぎだろ。これじゃ智の番人じゃなくて“痴”の番人じゃねえか。ろくでもねえな」
「頼む……もうや゙めで……ッ本当に死ぬ゙……♡♡」
「それはちょっと無理ですね。まあお嫁さんになるっていうならやめなくもないかな」
「はぁ!?そんなんなるわけ……ひぎっ♡うぐ……ッ♡♡なる……ッなります……ッならせてください……ッ♡♡」
「聞こえねえよ殺すぞ。もっとしっかりお願いしろ。記念撮影するから両手でピースもしようね♡」
「お嫁さんになりますッ♡オッサン専用淫乱クソマゾケツ穴肉便器になります……♡」
「よく言えたね♡この写真はしっかりアジトに送っておくからな」
「はい……♡オレのこと、オッサンの好きにしてください……♡」
HAPPY END
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